10_03_07

病み上がりなのでハードな作業はやめて軽作業です
東海レスポールのリペアも概ね完成です


うすうす気が付いてはいたのですが
塗装後に導管部分のサンディングシーラーがかなり痩せてきています
ご覧のように導管部分だけ凹んでおります
悩んだ末、水研ぎしてバッフィングし直すことにします

表だけ・・・・・・・・

この程度の凹みなら#2000で十分でしょう
番数上げるのめんどくさかったもので・・・

とにかく凹みがなくなるまで水研ぎを進めます

こんな感じで良いでしょう
全体的にマットな感じになっています

ここから先は機械力に頼ります
工房へ移動!!

使うバフです
右から順番に使っていく予定です
使用するコンパウンドは車用の物です

一番目の粗い7ミクロンのコンパウンドで
水研ぎした際に出来たヘアーライン状の傷を完全になくします
まあ、機械でやりますのでそんなに時間はかかりません
これだけでもかなりテカってきてます

ふき取るとこんな感じ
さすがに塗装してから半年もたつと
ラッカーといえども塗装面はかなり堅くなっているようです

第二段階突入、1ミクロンです

ふき取るとこんな感じ
う〜ん、写真だと違いが良く解りませんねぇ

最後は鏡面仕上げようの0.02ミクロンです
羊毛バフで仕上げます
車用の大きなバフもあるのですが
さすがにボディーが暴れて使えませんので小さなやつです

角度を変えて撮影
ご覧のようにテラテラになっています、OKのようです

一応、ボディーサイドとボディー裏も軽くバッフィングしておきました

工房からマイルームに場所を移してパーツの取り付けです
まずは、テールピースのアンカーを打ち込みます
当て木をしてガンガン打ち込むだけです、はい

当て木をしないでやると最悪ボディーを叩いてしまう可能性があるので
必ず大きめの当て木をしてからやりましょう
もともと空いていたビス穴に塗装が乗っているので取り除きます
この状態でビス類を打ち込むと穴の周りの塗装が割れてめくれあがってきます
ご覧の先端で軽く面取しておきましょう
こんな感じですね
これでビスを打ったときに塗装がめくれあがってくることはありません

サドルのスタッドをねじ込みます
当然この状態では無理なわけでして

スダッドのスクリューを2枚付けます
んでもってこの2枚をそれぞれ逆方向に締め込んでがっちり固定します
いわゆるダブルナットってやつです
スクリューの経がでかいので手でねじ込むことが出来ました
普通にピッチの合うナットを2枚使っても全く問題はありません
同じ要領でもう一本の方もやっつけます

写真前後しますが取り付けるピックアップはご覧のピックアップです
これは昨年工作おやじさんとオフ会やったときにいただいたピックアップです
メーカーは不明で謎のピックアップです
とりあえず音が出ればOKってことで

工作おやじさんからはこのほか色々いただきました、ありがとうございます
感謝感激雨霰(死語?)です、以下いただいた一覧

ピックアップ(エスカッション&トグルスイッチ付き)→超助かります
木工ドリルセット(インチ)→貴重です
エンドミル(大量)→インレイの溝掘りに重宝します

ここで問題発生、ピックアップの足がキャビティーに若干引っかかります
マウント出来ません、ほんの少しなんですがだめです
引っかかるところは削りましょう
さすがにボディーの方を加工するのは勇気がありませんので
ピックアップの足を少し削ることにします
キャビティーに入るようになりました、OKです

エスカッションを取り付けでワイヤーを通して組み込んで行きます
エスカッションは底の部分がフラットなタイプです

おっしゃー、まぎれもないレスポールだぜ!!
ん?トグルスイッチからのワイヤーはどうやって通す?

はい、やり直しです
ピックアップを外してワイヤリングし直します

そもそもこんな大事なことやり忘れておりました、反省・・・

気を取り直して行きましょう
スチューマックから購入しておいたレスポール用のセットです
設計図も付いておりますので簡単にワイヤリングすることが可能です

ピンぼけですみません

購入するときから解ってはいたのですが
ポッドは全てAカーブです
まあ、違いの解らない私には何の問題もありませんが

またまたピンぼけですみません

とりあえずピックアップからのホットとコールドを各ボリュームポッドへ
トグルからの線を各ポッドへと接続したところです
どんどん進めます

コンデンサやら、テールピースからのアースやらを取り付けて
概ねワイヤリング完成です

とりあえず音がちゃんと出るか確認します

確認中・・・・・・・・・・・・・・

ネック側の音が出ない・・・・・・・・なぜ???
ワイヤリングは間違っていないし、おかしい・・・・・

ネック側のピックアップを取り外してみると
アースが落ちておりました、原因はこれです
半田し直して再度音確認した結果OKでした

 

ボディー周りのパーツも付きました
早く弦を張ってみたい!
その前にペグ付けましょ

どうです、このペグ
最近クルーソンからこのペグの復刻板なのかどうか解りませんが
販売されていますが、かなりお高いです
パーロイドノブの物は見たことないです

美しい・・・

そんじゃ、ゲージ張りますよ
使用するゲージはジムダンロップのヘビーです
なぜかって?ハードオフで210ゴールドだったので試しに買ってみただけです

それにしても12/15/24/32/42/54って、テンション高そう!
半音下げのドロップチューニングにします

作業中・・・・・・・・

おおい、3弦も巻き弦かよ!!エレクトリックって書いているのに、使えん・・・
所詮210ゴールドか、とりあえず全部張ります

ミディアムスケールのドロップチューニングでもチョーキング厳しいです
無理です

ゲージ変更
エドワーズのゲージです
札幌のESPで3個セットで720ゴールドでした
上のゲージと価格はさほど変わりありませんねぇ

ほい、めでたく概ね完成です
何故概ねかというと、ボディ裏のキャビティーのフタがないのです
そのうち作ります

弾いた感じもとても良いです
細部を検証していきましょう

ボディーのバッフィング状態はとても良いです
ラッカーは結構塗装痩せするので塗装してから半年くらいおいてから
バッフィングした方が良いかもです
テカテカです
ネック側エスカッションの底はボディーに合わせて若干丸みを付けています
隙間なくぴったり付いています
ボディーに後付したネックとは思えないほど
ネックを仕込むことが出来ました奇跡です!
ボディー全体です
あの焼けこげたボディーとは思えませんねぇ

ここから先は
オーマーイガァーーーーっです

まずはジャックプレートです
購入していた物がレスポール用でなくて合いません
とりあえずプラプラ状態です

これはテールピースの後ろ側です
ゲージを張るときにゲージのエンドがボディにカツンっと当たり
塗装が剥げてしまいました

悔しいです

これはカッタウェー部分のバインディングです
パーフリングなどなど巻いた当初は全く問題なかったのです
ボディーのサンディングを繰り返しているうちに所々パーフリングどうしが部分的に剥離し
その間に木屑が入り込んでしまいました
遠目には解らないのですがよく見るとご覧のようになっています
もう少し加工技術を上げなければいけませんね

そんでもって、一番の失敗
ペグのスリーブをはめ込むときに
力余ってご覧のように塗装面に傷を付けてしまいました
泣き入りました・・・・

暇見てヘッドだけ塗装し直します

まだまだですねぇ

何はともあれ雑品同様だった東海ビンテージも
楽器として復活させることが出来ました
またジャンク探しの旅が始まります

半年続いた東海レスポールリペアでした
次回はどんなリペアが待っているのでしょうか

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