16_05_07
5日目

カブさん、やばいっす


とりあえず昨日作ったまな板でテストを進めましょう

フロントピックアップはボディーから摘出する際にサーキットから外してありますので
ジャンパーかけて接続しておきます

配線に手を加えたところと言えば接点復活剤を注入したくらいです
まだ何もしていません

ドライバーの先端でピックアップのポールピースに軽く触れて音の出具合を確認していきましょ

客観的な私の耳で聞いた感じの結果です
やはりリヤピックアップ(ブリッジ側、左写真のピックアップ)の出力が異常に小さいです
リペアを開始する前の状態把握の時とおなじですね

トグルスイッチを切り替えた時のノイズはありません

スイッチ位置→
上向
(ネック側)
中立
(両方)
下向
(ブリッジ側)
ネック側
ピックアップ
出力あり
出力あり
出力なし
ブリッジ側
ピックアップ
出力なし
出力極小
出力極小

 

とりあえずピックアップの抵抗を測ってみましょう

出来るだけピックアップから出ているホットとコールドで直接測ります
奥に見える細い線がコールド、手前に見えるテープを張っている線がホットです
プッシュバックシールドの芯線に半田していると思われますので
テープを外します

まずはフロントピックアップから計測します
8.19kΩ、まあシングルピックアップの標準的な値でしょうね
コイルの巻き数が多くなると当然抵抗も増えてきます

次は問題のリヤピックアップです

えーーーと、なぬ!
0.423MΩって、単位を上とあわせると423kΩってことですよね
フロントピックアップの50倍です、ありえません

ピックアップやばいですよ
断線はしていませんけど抵抗ありすぎです

デジタルだとわかりにくいと思いますのでアナログで

通常テスターの先端を短絡させると針が振り切ります
つまり、抵抗が無く通電しているということです

フロントです

ご覧のように数値的にも約8kΩの抵抗値であることが分かります

リヤピックアップです

針は少しだけ動きますがこんな感じ
気を付けて針の動きを見ていないと「断線」っと判断してしまいそうなくらいです

いずれにしても抵抗値が400kΩ超えは異常です
ピックアップ逝っている可能性が限りなく高いです

 

一応ピックアップのホットとコールドの線をプッシュバックケーブルから外し
直接テスターを当ててみます

うっ、断線

っということは上での試験はサーキット側の抵抗ということになります
どうりでポッドの抵抗値に近いはずです

いづれにしても確定ですね

カブさん、やばいですよ
リヤピックアップ逝ってます

これを直すとするとピックアップ自体のワイヤーを巻き直すしかありません
仮に、ワイヤーと道具(手巻きの道具)を持っていたにしても
ワイヤーの巻き数、巻き方などでトーンカラーや出力が異なります

困りました・・・・じ後、どのような方針でリペアを進めるかカブさんと相談します

次回予告

どうしましょう

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