16_05_03
1日目

ゴールデンウィーク突入5日目
HD-28仕上ったと思ったらES330のリペア開始します


またまた依頼主はプロの方です
カブちゃんこと夢野カブさんです
細部は↓↓↓↓参照

http://www.craw-fish.com/Index.cfm?fuseaction=&page_name=top


以前からリペアのお話はいただいていたのですが
先日の札幌ライブでついに音の出がおかしくなったそうです
でもって今私の手元にあります

この年季の入りよう、貫禄があります
なんでも1962年制だそうです

私より2歳年上・・・
ちなみに私とカブさんは同い年です

それでは各部位を観察しましょう

ヘッドも貫禄あります
ペグは交換してあるようです

リペア依頼の内容は音の出がおかしいのもさることながら
ご覧のようにまたまたフレットの摩耗です

ギターにおいてフレットは弦に次ぐ消耗品です

ブリッジも年季が入っています

周りについているのはフジツボじゃないですよ
腐食して盛り上がっています

こいつはどうしましょう

ピックアップはP-90、ドッグイヤースタイルですね

フロント側のピックアップなのですが
1弦側にブラックテープが・・・
そうです、ピックアップカバーにピックとの摩耗で穴が開いているのです

どなたかこのピックアップカバー見つけたら教えてください
フロント用なので少し薄いタイプです
リア用の厚いものはあるのですがフロント用が国内で見つかりません

一番上の写真のとおりドッグイヤースタイルです
カジノ用のスチールではなく黒です、黒!

うーん、何と表現すればよいのでしょう

これ、外れるのかな・・・・

ブリッジ側のピックアップですね

ポールピースが・・・・朽ち果てそうですねぇ
そもそもこの錆が音に影響しているのか否かは不明です

それよりポールピースが回らなくて高さ調整が出来ない方が深刻化もです

B面です

一見上の部分が光って見えますが、目の錯覚です
塗装がはがれて素地が見えているだけです

っというか、後ろに蓋がないということは
サーキット類どうやって外すんでしょう・・謎

ネック裏はほとんど塗料がはがれています

マホの素地そのものです

音の出の症状を聞くところによると

悪さしているのはおそらくこのトグルスイッチだと思うんですよね
結構へたっています

さあ、それでは各パーツを外していきましょう

なぬぬぬ!!
4弦が1フレットに接触寸前?
っというか、フレット減っているおかげで音鳴ってる??

こいつはフレット交換するとナットも交換するパターンですね

ピックガードの下は埃の温床となっていました

それよりピックアップを取り付けているビスなんですけど
もはやプラスなのかマイナスなのか判別不能です

さあ、アップでどうだ!

まるでシャーレの中で繁殖した菌のようです

ブリッジの裏側ですね

調整できるかどうか回してみたのですが回りません・・・・( ;∀;)
後で考えます

ボディーを観察していると何やら発見

なんじゃーーーーこれは (@_@)

↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心の準備、良いですか?
閲覧注意です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グロい物ではありませんが・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御開帳!

ボディーの中に・・・マリモ??

いや、そんなはずはない

とりあえず摘出します

医者らしく鉗子をつかって恐る恐る摘出します

やっぱマリモでしょう

少し色は違いますけどマリモですよマリモ

これは学術的にも生物学的にも大発見かもしれません

検体を確保しておきましょう

検体確保完了

ふう・・・・・ネタです、はい

それにしてもボディーの中の埃が長年の振動で丸くなったのですね
こいつが入っているおかげで中の塵やら埃が集約されていたことになります


リペアした後戻しておくかどうするか悩みます

さらにこんなものまでも・・・

ハート型にカットした紙、これも謎です
摘出しておきます

さあ、アホなことやっていないで作業進めましょう

とりあえずフロントピックアップのカバーは外れました
フロントピックアップのポールピースはそこそこ綺麗です

ピックで磨かれているようですね

経年変化でノブがもろくなっているはずです
既にひび割れが・・・・

外すの怖いです、壊れないか心配です

何とかノブは取れたのですがトーンポッドのナットが回りません
ポッドと供回りしています、どうやって取りましょう

 

実はトグルスイッチの丸いナットも本体と供回りしています

これを外さないと何ともなりません

鉗子再び登場

トグルスイッチのボディーを鉗子で押さえてナットを回すことにします

何とかサーキット類の摘出は完了しました

うーん、それにしても錆錆ですね

特に左下に見えるポッド

こいつはやばいですよ

おそらくアースはこのテールピースからとっているはずなので
テールピースを外していきましょう

ん?なんだこれ

紙・・・

なるほど、ボディー側のねじ山がバカになって詰め物をしたのですね

こいつも後で何とかしましょう

ここら辺のネジはドライバーでは回りません

ビスを交換する前提でバイスプライヤーで挟んで抜き取ります

はい、案の定テールピースにアースしてありました

こいつを外さないと電装周りのパーツをボディーから外すことが出来ないので
一度アースをカットして完全に電装部品をボディーから外します

どうしてもフロントピックアップだけが外れないので
プロントピックアップの配線をポッドから外します

これで完全にボディーから摘出できるはずです

はい、全摘出完了しました

パーツによっては今後やばいそうな物もあるので
依頼主と相談してリペアの方針を決めたいと思います

ボディーはご覧のとおりです

完全に抜け殻状態
まあ、リペアするにはこの方がやりやすいです

とりあえず今日はこのくらいで

次回予告

フレット周りを進めます

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