19_07_11

さてさて、とんでもない物を抱え込んでしまいました、今後の構想を明確にしておきましょう
とりあえず電装系は、シールディング処理、1ボリューム1トーン、スイッチポットでリアピックアップをダイレクトにバイパスってなところでしょうかね
それではスタート

とりあえずケバケバになっている部分をサンディングしてシールディング塗料を塗りやすくします、それにしても見えないところの処理は超が付くほどいい加減です

しっかりと下地を作りましょう

まあ、こんなもんでしょうか激しいケバケバは無くなりました

OKです

キャビディー内を全てシールディング塗料で塗り込みます

手前に見えているテープは銅テープです、ピックガード裏のアルミシートに通電させて確実にアースを落とし込む配慮です

はい、塗り終わりました

乾くまでしばらく放置です

本丸をいじっていきます

基本的にピックアップを交換する気はありません!
お金をかけたくないこともありますがピックアップのポテンシャルをいかに引き出すかが今回のテーマでもあります

最後までPLAYTECHの音を貫きます

まずはこのしょぼい線材を全て外しましょう

ちょちょいのちょいで瞬殺です

はい、きれいさっぱりです

ポットには型番や抵抗値など一切表記されていません

一応抵抗値など測っておきます

ポットの抵抗値は229.1kΩ
うーん微妙・・・・・
仮に250k規格だとしたら誤差8.4%、三流品も良いところですね

カーブ特性はトーンポットがAカーブ、ボリュームポットがBカーブでした
まあ、どれも使いませんけど!

キャパシタも極めて怪しい物が付いていました

帯電容量などの表記が解読不能です
なので実際に帯電容量を測ってみることにします

表示は46.2ナノファラッドなので単位を変えると0.0462マイクロファラッド
シングルピックアップに使用するキャパシタは0.047マイクロファラッドなので
誤差1.7%、これは合格です!

こいつはそのまま使いましょう

まずはピックアップの線を一工夫

それぞれ撚り対線にしてしまいます
線をよじることで撚り対線を貫通する磁束により発生する電流の向きが隣同士で反転し互いに打ち消しあうので外部からの影響を受けにくくなるはずです
シールド線だとシンプルなんですけどね

ちなみにコンピューターのLANケーブルなんかもこのように作られています

 

さあ、構想は1ボリューム、1トーン

そもそもストラトの1ボリューム、2トーンでリアピックアップはトーンなしってのがよくわかりませんよね、しかもトーン用のキャパシタは兼用ですからね

自分のプレースタイルには合わない(必要ない)のでこれでいきます

使用するポットは何かからはずした国産ポットで250kのBカーブです

使用する半田贅沢にも DUTCHI BOY のヴィンテージを使います
今ヤフオクを見たら1m1000円で出てましたね、高!

トーンポットはBOURNSのスイッチポット
250kのAカーブです、ストックしてあった物を使います

こいつをプルすることでリアピックアップをボリュームポットに直接バイパスしてトグルスイッチに関係なくリアピックアップの信号を送り込むっちゅう訳です

これでフロントとリア、フロントとセンターとリアの3発同時とかのチョイスが出来るようになりますね

半田の乗りが良いです、濡れ性も良好でとても使いやすい半田です

線材はクロス巻きのプッシュバックワイヤー、ヴィンテージスタイルの線材です

すっきりしましたね

回線図も書かず作業したので一応機能テストをしておきます

ホットとコールドを直接シールドケーブルにアタッチして出音の確認です

OK!!!!!!!!

さあ、シールディング塗料も乾いたようなのでブリッジアースを落とし込みましょう

見た目も良いです、ハイエンド感がありますね

 

その前にシールディング塗料が確実に通電していることを確認します

ある程度抵抗はありますが問題ない程度です

これもOK

こんな感じでしょうか

ブリッジアースからの線を左側に落とし込んでいます
右側は特に必要ないのですがシールディング塗料も距離があると抵抗値が増えるので保険みたいなものです

もう一本はボリュームポットへつなぎこみます

これでブリッジアースの落とし込みは完了です

全て半田して完了

モノジャックへの線材はシールド線を使用しています

これでノイズ対策は万全です

これで電装系は終了ですね、リアピックアップ下の穴は後から何かでふさいでおきます
1セントあたりのコインが良いかなぁ〜

さあ、今度はこのトレモロブリッジをいじっていきます

一見いじるところがなさそうなのですが・・・・・・
あるんだなぁ〜これが

ここから先の加工は完全に私のオリジナルです

これはサドル駒の高さを調整するイモネジですね
イモネジの先端が平らになってますよね

サドル駒の高さを調整したことのある人なら誰もが経験しているはずです
イモネジを回すたびにサドル駒が左右に動くことありませんか?

これはイモネジの先端がとベースが面で接触しているからです
一手間かけます!

ミニグラインダーでイモネジの先端を丸めていきます

かなり細かい作業になります

面だったイモネジの先端が丸くなりました

指も一緒に写すと「小さっ!」

 

これだとイモネジの先端とベースが点で接触するので駒が暴れにくくなるのです

こんなことでも作業性は格段にストレスが無くなるはずですね

ああああああ、あと11個か・・・・・・・・・
頑張りましょう

全て加工し終わりました!

GOTOHの製品でもこんな加工はしてませんよ!

これで中華製ブリッジがハイエンドな物に生まれ変わりました

実用新案でも取得しましょうか!

とりあえず組み込んでボディーは終了です

昨日納車されてから24時間ほどが経過しました
時間もあるのでネックやるか・・・・・・・

やっぱ、フレット抜くしかないでしょ!

一本抜いた感想ですが「簡単に抜ける・・・ってかこれだと浮いて当然だわぁ」ってのが本音です

幾分タングを仕込む溝が広いように感じます

とりあえず全部抜きましょう

指板調整が必要なのでナットが邪魔です

まあ、最初から交換する気ではいたんですけどね

はずしてみてびっくり、ナットの高さを調整するために木片が挟まっていました
雑だなぁ〜、ナットは安物のプラ、あっという間に折れました

一応14inchのラジアスで指板面を調整しておきます

フレットを抜いた時のバリを取り除くのが目的です

実はこのネック気に入らないところがまだあります

ヘッドのこの部分です、下のネックは限りなくF社製に近いヘッドです

分かります?ヘッド先端の丸みがゆがんでますよね
ここら辺のディティールにはこだわりましょうよ!

オリジナルに近いヘッド先端はほぼ25mmRの円です

これはPLAYTECH

鉛筆で書いた部分がはみ出ている部分ですね

新車ですけど、削ります!

だいぶ良くなったではありませんか

いびつさが無くなりました!

とりあえず満足

 

っで、もう一か所気に食わないところが・・・・・

この部分なのですが、触った感じが滑らかでないのです
なんかヘッドに向かって段差があるんですよね

写真ではわからないと思いますけど触ると分かります

これも直します

 

そもそもヘッド裏からくびれている部分の影の付き方がいびつです

はあぁ、これ昨日納車された新車なんですけどぉ〜

ほーら、影の付き方が滑らかにたりました

こういうところのディティールには本当にこだわっていただきたいです

しかもこの部分はこんなにエッジが立っていないのでそこも加工しなおします

うーん、やっぱこうでなくてはいけません

3つ上の写真と見比べるとまるで別物ですね

さあ、ヘッド周りはこの程度で勘弁してあげましょう

それにしても見るからに怪しい指板材

まあ、突込み入れるのはやめておきましょう

フレットを打つ前にオイルを塗っておきます

乾ききる前にふき取って終了

あんま変わらんなぁ〜

さあ、問題はフレットが強く食い込むかです

指板のラジアスに合わせて試しに打ってみます

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だめだぁ〜、食いつきが甘い!
フレットがスカッと入ってしまいます

どうしよう・・・・・・・

どうせフレット減るほど使うわけもないので

奥の手です、ってか最近のG社のフレットはことごとく接着材で固定してますけどね
交換するときのこと考えろっちゅーの!

接着剤で固定していてもフレットを温めながら抜けば問題はありません
問題はその残りカスです

この接着剤の残りカスを取り除かないと新たなフレットを打てないので
溝掃除が大変なんですよ、G社さん、分かる?

っとまあ、粘度の高い瞬間接着剤を使います

マスキングして溝に少量の接着剤を流し込みます

専用工具でクランプ

これはロッキングプライヤー方式になっているので
圧着した状態でロックできます
接着されるまで1分ほど放置です

この状態だと指板とフレットに隙間が全くありません

これで固定されればよいのですが・・・・祈りましょう

おおっ!

隙間が全くありません、パーフェクト!

さあ、この方法で残り21本打っていきましょう

いや〜っ!

時間かかりすぎですから!
あまりの手持ちぶたさにブシュ〜ッ!

一本打ってロックしてはグビッ!
また打ってロックしてはグビッ!

あっという間になくなってしまいました・・・・

フレットは残り7本です、頑張ります

よし、なんとか打ち終わりました

長かったぁ〜、待ち時間が・・・

どのフレットを見てもパーフェクトです!

これでフレットがパフパフすることはまずないでしょう

0.04mm厚のシクネスゲージすら入りません

どんなギターでもこの厚さ程度の隙間はあるものなのですが
どのポジションもパーフェクトです

瞬間接着剤は空気中の水分と反応して固まる成分シアノアクリレートです、反応したところが白くなる特徴があるので白くなったところをふき取ります

硬化した瞬間接着剤はアセトンに解けるのでアセトンでふき取ります

あああ、オイル塗ったのに・・・・・・・・

ちなみに瞬間接着剤を使って指紋も検出できますよ

そこそこ良い時間になったので今日はやめようと思ったのですが

ここだけ何とか仕込んでからにします

まあまあ、思い切って溝切ったもんだなぁ、そんなに深く切らなくても良いと思うのですが・・・・

このままだと見栄えが悪いので溝を埋めます

本当は2液式のエポキシに黒い粉末を練りこんで穴埋めしようかと思ったのですが手元にこのような接着剤があったのでこれを使ってみます

一応接着剤、主成分は瞬間接着剤と同じシアノアクリレートです
しかも黒い色付き、まあ高粘度の色付き瞬間接着材と思ってよいでしょう

これならいけそうな気がする・・・

雑にベタベタ塗って終わりですね

それにしても手間のかかる新車だこと・・・・

言っておきますが、ちゃんと仕事もしてますから!

さあ、明日はネック仕上げるか!

次回予告

仕上げます

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