19_07_10

ついに我が家にもPLAYTECHがやってきました
世を震撼させた爆安ギター、はたしてそのポテンシャルは!徹底的に解剖していきます

まずは箱の外観検査です、まあ、ここは問題ないでしょう。
神々しいPLAITECHのロゴが映えますねぇ!

箱の裏側です、おっと一部破けていますね
なんだか嫌な予感が・・・・・・・

開梱!!!!!!

新品ギターの梱包が段ボールとこの白いシートのみ
徹底的にコストダウンを図っています

日本の運送業者の仕事が丁寧であるという事が前提なのでしょう
これが中国だと物が届いたときには跡形もないでしょう
って言うか、違うものにすり替えられているような気がする・・・・

ううううううっ、やはり裏にもダメージが!!!!!

恐る恐るボディーを確認します。

よかった、ボディーにダメージは無いようです

今回購入したモデルはローズ指板でボディーカラーがローズゴールド
なにがローズなのかよくわかりませんが少しムラのある塗装仕上げが気に入ってチョイスしました、アマガエルですね

なんか、見た目は良いぞ!!
期待が膨らみます

とりあえず音が出るかチェックしましたが特に問題ありませんでした
音に関しては・・・・・・うーん、まあ、ストラトの音?っぽい?

この価格で音が出ること自体がアメージングなので良しとします
PLAYRECHの音だと割り切りましょう

それではトレモロを見ていきましょう

見た感じは良いですね、駒の作りもしっかりしているようです
ベースの金属板が少し薄いように感じますね

まあ、全般的には全然OKです

ピックアップもしっかりと保護フィルムが貼られていますね

トグルスイッチやポット関係も特に問題ありませんでした

裏側になります

ジョイントプレートとボディーの間にプラスチックのプレートが挟んでありますね
ボディーを傷めないという配慮でしょうか
そもそもこの爆安ギターにそんな配慮が必要とは思えないのですが・・・

ちなみにボディーはホワイトウッドです、なんかいかしたなまえですねぇ

ホワイトウッドとはわかりやすく説明するとホームセンターにある2x4材に使っているあれです、木肌の白い松ですね

特徴は針葉樹なので成長が早いです
成長が早いので材密度が低いです、なので軽い
松なのでマツヤニが出ます
腐食しやすいです

まあ、松はアコギのトップ材にも使うくらいなので生鳴りは良いはずですね

裏のカバーですね、これが安っぽい!

表面がざらついていてエッジに丸みがあり、いかにも型にプラを流し込んで成型しました的な雰囲気がにじみ出ています

ゴミ確定!

カバーを開けるとこんな感じですね

うーん、なんと言えばよいのでしょう・・・
形容する言葉が見つかりませんねぇ

ブリッジアースの線が急がば回れ状態です、ここは最短で行きましょうよ!

あとから直します

 

さてさて、気を取り直して次はネックを見ていきます

メイプルにローズウッド指板です
塗装はというと・・・・・
やっているんだかやっていないんだか分からない程度

触った感触はさらりとしていて嫌いではありません

ナット幅は42mm、ちょうど良い感じ
厚さも程よい感じです、癖が無い感じです

フレットはミディアム・ミディアムってところでしょうか
バリも無くOKです

ペグはシャーラタイプでしょうか

比較的しっかりしている感はありますね
でも、メッキ部分が傷だらけです

右側のナットが潰れていますね
どれだけ締めこんだのでしょうか

 

でも、ワッシャーが動きます

全然締まってないやんけっ!

 

ワッシャーが浮いているの分かります?????

3/6が緩んでいました

さて、お次はナットです

材料とか仕上がりとか精度とか別として
何とかなりませんか・・・・・・・これ

指板はこ汚いしナットは汚れているし
新品とは思えないですねぇ

溝のエッジが丸まっているところを見ると
型で作りこんだプラって感じですね

ゴミです

ボディーに戻りましょう、塗装です

まあ、爆安ですから仕方ありませんね

今作っている物と比較

いやいや、比較してはいけません、爆安なのですから!

さあ、それでは弦を外して、いやいや切り捨ててです
本丸の電装系を覗いてみましょう!

あれ?これ以上持ち上がりません
そのはずですよねぇ、ブリッジアースの線が遠回りしているので余裕がないのです

 

スプリングを外して余裕を持たせます

それにしてもサスティーンブロックが薄!!!!

じゃーん、敵の本丸です

サーキット部にはしっかりとアルミテープが張られていますね
感心感心

線の取り回しも普通ですね、問題ありません

ピックアップの極性を調べておきましょう

フロントとリアは磁石のN極が付きます

センターはN極が反発しS極が付きます

ハーフポジションでハムキャンセルされる設計ですね
この価格帯でここまで作りこんでいるのには少し驚きました

 

あと、気が付いたのですがビスの制度が極めて悪いです

左が付いていた物、右がしっかりと作りこまれた普通のビスです
左のビスはセンターがズレています、後から強度試験もしてみましょう

改めて敵の本丸、これなんとかなりませんかねぇ

ホットグルーでケーブルを固定しているのでしょうかグルーが糸のように伸びています
しかも3個のピックアップがこの糸でつながっています

居ても立っても居られなくて早々に手を加えてしまいました

まずやる気のないホットグルーを外し、ケーブルの根元にレジンをたらして紫外線を当てて固めているところです

作業をしているバイトのおばちゃん、このくらいの仕事はしましょう

これは無いでしょう!

イモ半田ならず、イモホットグルー

効果なし!!!!!!!

ポットなどへの半田はしっかりとされていますよ

イモ半田にもなっていませんしOKですね

ポットには抵抗値やカーブ特性などの表記は一切ありませんでした
後で数値測定してみます

モノシールドジャックですね

これも安っぽいです、強度大丈夫?

ゴミ決定

早々にケーブルをカット、作業しやすいようにしましょう

5Wayのトグルスイッチです

ん?なんか変だぞ・・・・
通常このタイプは右半分と左半分で2回路ありそれぞれ独立しているはず
だとしたら真ん中の二つはバイパスして繋がなくてはいけません

繋がってない・・・・・・なぜ?????

ははぁ〜ん、謎が解明しました

なんと右の回路と左の回路が基盤でつながっています
薄っすらと真ん中の二つの端子が基盤で繋がっているのが分かりますね

でもね、それぞれ別回路として使いたいときもあるんだよねぇ〜

まあ、良いか

一応ピックアップの抵抗値を測っておきましょう

どうせ全部同じ抵抗値なんだろうなぁ〜

まずはブリッジ側、4.91kΩ
シングルピックアップにしては相当低い部類ですね

ワイヤーの節約なのか・・・・・・

 

センターピックアップ、4.89kΩ

 

ネック側ピックアップ、4.601kΩ

微妙ですが一応セオリー通りの数値変化ではありますね
全体的に抵抗が少ないのでかなりローパワーなピックアップであると言えると思います

さあ、ネックもはずしたことですしもっとしっかり見ていきましょう

なんか木目が不自然・・・・木目ってこんなんでしたっけ???
少なくとも私はこのような木目の木を見たことありません

本物のローズウッドの指板です

上と比べると色合いもかなり異なりますね

うーん、見るからに不思議な指板です

どこかで似たような模様を見たような・・・・・・・・・・

なんか似てねぇ?

個人的には嫌いではないです、木は大事に使いましょう
メーカー緒言では明確にローズ指板と言い切っていますので

ただし集成材とかそんなことは言っていませんよ
謎多き指板材です

 

フレットのエッジですが

明らかにファイリングした後にはみ出た部分を削り取った跡がありますね
手順としては逆です、はみ出た部分をしっかりと削ってからファイリングするのでこのようなことにはなりません

全体的にはバリも無く、普通な仕上がりです

一応フレット高のばらつきをチェックしておきましょう

うっ、いきなりかよ!
1−2−3フレットでいきなりばらつきがあります、しかもかなり大きいです

全てチェックしましたがフレット高のばらつきはかなりあるようです
これはいけませんね

どう見ても真ん中付近にかけて浮いているようにしか見えないのですが・・・・

圧着しなおしてみましょう

指板ラジアスは14inch、私の好みです

分かりにくいと思いますが隙間なく圧着されています
やはり浮いていたようですね

おっ、少し隙間が少なくなりました

でもなぁ〜納得できないなぁ〜

フレットを強く推してみると・・・・・・・・・

あれ、なんか動いたぞ

力を緩めると隙間が大きくなった

指先の色で力の入り具合が分かると思います

 

フレットがパフパフしているんですけど・・・・・・

フレットが打ってある弦楽器としては致命的ですよね
こんなものすり合わせでどうにかなるレベルではありません!

ふうっ!厄介な物を抱え込んでしまいました
魔改造する予定がフルリペアになる予感・・・・

気を取り直してボディーです

ネックポケットの部分ですがここはネックとジョイン度するところ
ネックと合わさる面はもっと滑らかに、高い精度でやってもらいたいです

しかも大きな穴が貫通しています、おそらく乾燥させるために吊るす穴でしょうね

ネックを外す前ですけどザグリは弁当箱ではありませんでした

なかなか気の利いているザグリになっています、雑ですけど

それにしても粉だらけだなぁ〜

きな粉のように端っこに溜まったコンパウンドの粉

ガチガチに固まっています、一応シールディングする予定なので
これでは塗装できませんのできれいにしなくては・・・・

どうするよこれ

やるのか?

あれをやるのか?

封印された禁断のあの技をやるのか?

 

 

 

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はい、洗車のお時間で〜す

やっぱ新車はコマメに洗車したくなりますよね

ルンルン♪

いや〜っ、きれいになりました

納車されて2時間も経過していないんですけどねぇ〜

このあり様ですよ、なんとでも言ってください
必ず自分好みのギターにしてみますから

その前にリペア計画を立てなければいけませんね

こうご期待

次回予告

全般構想を練ります

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