11_06_19

ジャンクなモーリスを分解して
アコギの構造を勉強したいと思います

 

近所のハードオフから購入してきたジャンクモーリス
しっかりとジャンクのテープが貼ってあります

一応ジャパンビンテージ

Morris 1975年製、W−15 36年前の飯田楽器製ですね
トップ材はスプルースの合板、サイドとバックはトーグの合板
トーグ:フィリピンローズウッドと呼ばれているがローズウッドとは別物
ネックがナトー
ナトー:マホガニーの代用材安物に良く使われるらしい
指板がローズウッド

当時の価格が15000ゴールド
ジャンク価格が2000ゴールドです

ばらして勉強するには安いかなと思ったのですが
状態と元々の価格を考えると高いですね
ジャンクならせいぜい500ゴールドが良いとこかと思います

まあトラスロッドだけでも使えるので良しとしましょう

まずは全貌です

何がジャンクかというと
良く解りません・・・・・・・
弦高がかなり高いと言うことなのでしょうか??
使おうと思えば使えます

だけどばらします!!

こきたない指板です
指板はローズウッドらしいのですが
黒く着色してあったような感じですねぇ

ブリッジは真っ黒です、しかも不自然な黒です
黒檀ではなさそうです
ってか絶対に違うと思います

せいぜいローズに着色でしょう

ペグはオープン
彫金が施されていて見た目はレトロっぽくて良いです

でも、回してみると遊びがありすぎます
チューニング大変そうです

バックはナトーの合板らしいです
黒のバインディングが巻いてあります、安っぽいです

サイドです
こいつもナトーの合板らしいのですが
一説によると合板の方が鳴りが良いと言うビルダーの方もいらっしゃいます

素人の私にはたぶん解りません!

それではばらしにかかります

簡単なペグやら何やらを最初に取り外して
フレットを抜いて指板から剥がしていきます

指板に乗っているアイロンもハードオフで買ってきました
800ゴールドでした

指板を暖めてカッターの刃を入れていきます
何かぺろっと剥がれそうです

簡単に剥がれてしまいました
接着剤が所々にしか付いていません

一応モーリスです

ネックの仕込み方はこんなんで良いのでしょうか?
なんか隙間開いてますけど・・・・・

日本が高度成長期(正確には54年〜73年)に作られたギター
こんな物なのでしょうか??

ピックガードはカッターを入れてはぎ取るように外しました
これもまた簡単に剥がれました

ブリッジもアイロンをあてて剥がします

やはり接着剤は部分的にしか付いていません
しかも塗装の上から貼り付けられています

恐るべしモーリス

トップ材を剥がしていきましょう

まず最初にバインディング部分を剥がします
バインディングを巻くときの加工と同じように
シャクリ面ビットをトリマーに付けてはぎ取っていきます

続いてパーフリング部分をそぎ落とします
既にカーフィング(ライニング)部分が見えています
カッターを入れれば剥がれそうですね
おっと、既に剥がれている部分があります
ってことは、かろうじてトップ材が付いている状態のようです

あおると簡単に剥がれてしまいました

ブレイスの加工やらブロックの付け方やら
なんか素人が作ったようなギターです

15000ゴールドって言っても36年前ですからね
今の貨幣価値に換算するとどの程度なのでしょう

調べてみました
30年前で今の貨幣価値の約4倍だそうです
ってことは少なく見積もっても6万円強って所でしょうか

まあ大まかな構造は現物で理解は出来ました
暇つぶしにもなったし安い買い物です