10_02_21

ボディーのザグリ、アーチ加工、バインディング巻きなどなど

まずはコントロールポッドのキャビティー用ジグを作ります
処女作を作ったときのジグもあるのですがいまいち精度が悪いので作り直しです
今回はきっちりCADで図面を作りました
とりあえずドリルで下穴あけます

続いてホールソーで四つ角のRの部分を切り抜きます
このホールソー結構使えます細部は先端工具紹介コーナーで紹介したいと思います

四カ所開けてご覧のような状態です
後は直線を切っていけばOKです

直線切りはなぎ払いビットで一カ所ずつカットしていきます

少々バリが出ていますがペーパーでこすれば綺麗になります
これで菱形のジグが完成です

さてさて、今回はもう一工夫いたします
このビットはダボを作るビットです
円柱のダボ部分がビットの中心部に残る仕組みです

キャビティーのジグを作ったシナベニアの余りでご覧のようなパーツを数個作ります

んでもって半分に切ります
さて、何に使うのでしょう?
はい、キャビティーのフタを固定するビスの部分の出っ張りをジグに付けるパーツです
これで極端に大きなフタを作らないですみます
現物のポッドを借り装着して具合を確かめております
良いようです
ザグリビットで概ねくり抜いてコロ付でザグって行きましょう
ビット長は25mmのロングタイプを使用しております

ザグっております、M君が撮影してくれました
ってことは、まだ土曜日の写真ですねぇ

こんな感じにザグる事が出来ました
予定どおりです!!
今度はフタの部分を2mm下げます
シャクリ面ビットにビットの経よりも半径3mm小さいベアリングを付けてザグリます
当然ビスを打つ部分の出っ張部がありますからご覧のような感じで仕上がります

出っ張り部分は鑿でカットします
またまたM君撮影です

まだ土曜日の写真です

 

キャビティーのザグリ完了です
回を重ねるにつれて加工技術がレベルアップしていきます
さあ、いよいよアーチ部分を荒削りしていきましょう
どうやってアーチを付けていくか色々悩んだのですが
今回は階段状に削っていくことにします
まずは大まかにラインを引いて一番高い部分を残して上から階段を付けていきます
使う先端工具はスチューマックから購入したセーフティープレーナーです
約2mm落とします
この作業を繰り返して階段状にしていく計画です
それにしてもけがいたラインどおりに削るのが結構難しいです

ボディーのエッジを固定しながらボディーを回転させるような感じで削ればと思い立ち
トリマーに付いていたジグをボール盤の台に付けてやってみました

こいつがなかなか良い感じででして、ご覧のようにとりあえず階段が3段出来ました
写真がないのですが最終的に階段を5段作りました
続いて、階段を大まかに削り取ります
電動ドリルの先にご覧のような先端を付けてひたすら削っていきます

階段がなくなりました、アーチの部分がかなり急カーブとなっております
これではいけません、まだまだ滑らかにしなければなりません

ここであることに気が付きます

なんとピックアップのザグリを忘れています!!

アーチが完全に付いてしまうとやっかいです
またトップ部分が平らなうちにザグってしまいましょう

はい、土曜日の作業はここまでです
以下は日曜日の作業となっております

朝の8時から工房に火をいれ、9時作業開始です
早々にザグリましょう
ジグは処女作で使ったジグを使います
とりあえずアウトラインをけがいてザグリビットで概ね削ってしまいます

こんな感じで良いでしょう
ジグをセットしてコロ付で一気にやっつけます
現物のピックアップがないので浅めに加工しておきます
はい、ネック側のザグリ完了です
同じ要領でブリッジ側のやっつけます

ピックアップのザグリ完了です
これで心おきなくアーチを付けていくことが出来ます

引き続き、アーチを滑らかにしていきましょう
がんがん削っていきます
粉塵がすごいです、マスクを装着しての作業となります
かなり滑らかになってきました
もう少し頑張りましょう
概ね滑らかになったならば#120のペーパーで更に滑らかに仕上げます
結構しんどいです
とりあえずこんな感じです
フラッシュを焚くと陰が付かないのでフラッシュ無しで撮影しました
ネックの仕込み角があるのでネック側に傾斜を付けてアーチを付けております
アーチ加減解ります?
ネックとブリッジを借り置きして撮影
カッタウェーの部分からネックのにかけてのアーチが良く解ると思います
角度を変えてもう一枚
かなり滑らかになってきました、でも気にいりません
この後更に手動でサンディングです
上の写真を撮ってからどのくらい時間が経過したでしょうか
何とか満足行くまでサンディングが出来たので
記念撮影です、フタル酸シンナーで濡らしています
見事な虎目が出ています
っで、どのくらいアーチになっているかというと
一番高い部分とエッジの低い部分では13mmほどの高低差があります
物差しが斜めって見えますが写真の撮り方が下手なだけです
実際はボディーと平行です
縦方向はと言うと、こんな感じです
物差しが若干ネック側に傾いているのが解ると思います

バインディングも巻いてしまいましょう
ボール盤に先端ビットを装着してボディーを回しながら
まずはパーフリングを巻く浅い溝を付けます

続いてバインディングを巻く外側の深い溝を付けます
当然ベアリングの経は上よりも大きいです
問題はカッタウェーからネックポケットにかけてのこの部分
斜めになっているのでボール盤では溝を掘ることが出来ません
新兵器投入です
スチューマックから購入したドルメルに装着するジグです
アーチ用のバインディング溝掘りジグです
とりあえず試してみます

カッタウェー部分の斜めの溝も何とか掘ることが出来ました
作業している写真取り忘れです、没頭するとついつい写真撮り忘れます、反省

既にパーフリング巻いています
これは・・・・・既に4巻き終えたところですね
内から白・黒・白・黒です
一番外に1.5mm厚の白いバインディングを巻いておしまいです

バインディングも巻終わりました
相変わらず、うす汚いですねぇ
あっ、バインディングの巻き方はここいらを参照してください

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

「東海レスポールリペア、バインディング巻き」

あとは余分な部分を削っていきます
まあまあの仕上がりでしょうか、いまいち納得のいかない部分があるのですが・・・・
妥協!
サイドの部分はスクレイパーでそぎ落とします
気持ちよく切れます
実はこのスクレーパーよりももっと切れる代替えが存在します
それは・・・・・・スチールの定規です、私はスクレイパー代わりによく使いますよ、はい!
かなり切れます

バインディングも巻終わりました、本日の作業はこれで終了です
それにしても時間が経過するのが早いですねぇ、既に午後5時半です
この間、昼飯も食わずにひたすら作業しておりました
女房には「狂ってる」とか「変態」とか「廃人」とか言われますが
こればかりは何を言われてもやめる気ありません
女房も既にあきらめていると思いますが・・・・・

充実した楽しい休日だったなぁ〜!満足

明日から土曜日まで出張です
来週は日曜だけの作業になりそうです


次回予告
ネックの仕込みが若干高いので微調整でもします

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