11_04_10

ピックアップキャビ及びネックポケットもろもろです

実は仕事の関係で東日本大震災の被災地に2週間ほど行って参りました
仙台を拠点とした民政支援です
被災地を色々廻ってきましたが絶句でした
涙が出ました・・・・・・

さてさて、久しぶりの自宅です
レスポールの表側を加工していきます
まずはピックアップキャビからです

とりあえずこんな感じで適当に穴を開けます
適当といっても楕円でけがいた中の話しです

新たに作成したピックアップ用ジグです
ウルフタイプではなくエスカッションが付くタイプのためのジグです

こいつで先ほど穴を開けた部分をコロ付でザグリます

こんな感じです

映す方向が縦から横になっているので解りにくいかも知れませんが
ピックアップキャビの両サイドの出っ張りの部分です

設計図どおり作ろうとするとこうするほかありませんでした
次のステップに進みましょう

フォスナービットで大まかに削り取って
更にジグを使います

ピックアップキャビの本体?部分です
こいつもコロ付でやっつけます

実は両サイドのザグりの方が深いのです
なので2段階に分けての作業となります

こんな感じで出来上がりました

両サイドのザグリと本体部分のザグリの深さが異なっています
結構面倒くさかったです、はい

こんどはバインディングの溝掘りをやっつけます

ボディーにアーチを付けてしまってからではやっかいなので
トップ材がフラットなうちに処理しておきます

使うビットはシャクリ面ビットです

まあ鼻歌交じりでサクッとやっつけます
溝の深さは1mmです

この溝にバインディングを巻き付けるわけです
って、既にご承知ですねぇ

 

今度はネックポケットのザグリです
すでにネックを仮おきしてガイドを付けた後です

コロ付でギュインギュインザグっていきましょう

とりあえずここまでやったのですが
不測事態発生です

今回のネックの仕込みはディープジョイントとなっているため
ピックアップキャビまでネックポケットのザグリが入り込みます
ザグリが深くてこのままではコロ付のコロがガイドにあたりません!

この状態を眺めて悩むこと数分
ととのいました!

なんだか昔やっていた手法ですけどねぇ〜

これならガイドを外してストレートビットでやっつけることが可能です
ピックアップキャビにもザグリが入り込んでいるのが確認できます
更に深くザグリます

ふう
何とかかんとかここまでザグれました
でも、これで終了ではありません

ネックの仕込み角度があるので
約4.4度の角度を付けてザグリ直さなければならないのです

既に策は練ってあります!!

とりあえずザグリの寸法が正しいかネックを仮装着です
かなりきついですがはまります

なかなか取れないくらいです

センターもしっかり出ていてOKです

何をやっているかというと
4.4度の角度でトップ材を斜めにカットしているところです
さすがに鉋でやるのは厳しいです

うーーーーん、機械力投入!

ってなわけで、機械力です
こいつでサクッと粗方削ってしまいましょう
防塵マスクを装着して
ウィンウィン削ります

機械力で処理した後鉋で仕上げます

んでもって角度確認・・・・・・・・・・・・

こんなモンでしょう!!

ネックの仕込み角度と同じ角度でトップ材を削ったので
ご覧の方法でザグリにも角度を付けることが可能となりました

トリマーにMDF板で作ったアダプターを付けてコロ付でザグリます

良いようです

実はここまで2日かかっています
更にネック継ぎ目を削りすぎて約2mmほど継ぎ足しています
どこだか解ります?

そうそう、ボディーとネックの継ぎ目のネック側ですよ

まだまだですねぇ〜

何はともあれピタリと収まりました

表から見るとこんな感じです

あとは余計な部分をカットして概ねネック仕込みの細工は終了です

指板に貼ってあるテープはセンターをわかりやすくするために貼ってあります

ボディー側からネックの仕込み角度を確認しておきます

OK!

ネックの余計な部分をカットしてご覧のとおり

設計図どおりです

まぐれなのか腕が上がったのかピッタリです、気持ちがよい!
このままネックをもって持ち上げてもボディーが落ちません

(まぐれです)

さて、ボディーサイドとバックをサンディングした後フタル酸で湿らせてみました

何度も言うようですが見事なリボン杢!
アイ木産アフリカンマホガニーのAグレード4200ゴールドとは思えません!

アイ木さん、ありがとぁ〜!

横の部分もご覧のように縞になっています

自分の中ではリボン杢が出ている方が材としては価値があると思っているのですが
グレードAってことは楽器材としては良くないのでしょうか?
謎です

まあ、派手なので良しとします!

さて、トップ材の着色テストでもしておきましょう
栃縮の端材、端材といってもかなりでかいです
厚さもそこそこあります
着色しても削れば良いので贅沢にテストすることにします

なにせ着色で失敗するとアウトですからねぇ

今回のカラーリングのコンセプトは
縮杢、別名虎目!

虎と言えば黄色に黒の縞々です
なんとか度派手に虎のカラーリングを再現してみます

まずはブラウンのステインで木地染色します

気持ち悪!

何じゃこぁ〜この杢は!

木の繊維に対してステインが染み込む部分と染み込まない部分があるので
このようになります

こいつを一度サンディングして
白い部分をより白くしておきます

サンディングしても染み込んだ部分は茶色いままです

お解りかと思いますがこの上から黄色のステインで更に着色します

ジャーン!虎です!

まさに虎!

上は黄色を直接着色したものです
違いが歴然です

こいつは派手です、派手好きな私にはたまりません!

予定ではこれにブラウン系でバーストかけていきたいと思っております

【次回予告】

ボディーのアーチ(本当はカーブトップと言うらしい)部分の削りだしかな

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