13_05_04

トップ材を仕上げてしまいましょう


さて、先日クランプしておいた部分もしっかり張り付いています
それでは加工していきましょう

スキャロップの加工も手慣れてきました
思い切ってガンガン削っていきます

まずは真っ直ぐに、その後鑿を裏返してスキャロップのカーブを削っていきます

緩いカーブならこのままでも削れます

はい、とりあえず両端完了ですね

Xブレースの時はスキャロップ加工する前にブレースのエッジを落としてロケット状に加工していたのですが
スキャロップ加工するとほとんど削ってしまうので今回は後回しです

まあ、手順はXブレースの時と同じです

違うのは右端の部分がボディーに対して完全にフェードアウト?していることでしょうか

ボディー材も一緒に削ってしまいそうなので結構気を遣いました

さあ、最後のブレースです

一番小さなブレース4本です
この材は6mm×6mm角しかありませんので
貼り付けた後ではご覧のような丸みを付ける加工は困難かと思って
最初に丸みを付けてからクランプすることにします

例のごとく、先端がXブレースに食い込むようになっています
結構面倒くさいです

こんな感じでクランプしちゃいます

クランプ下後の待ち時間がもったいないので
サウンドホール回りの補強材も取り付けてしまいましょう

割れ防止・・・でしょうか?
とりあえずクランプします

最後のブレース材も付いたようなのでスキャロップの加工を進めていきます

スキャロップの頂点になる部分をマークしてから削り始めます
またまた同じ行程なので以下略ってことで

はい、トップのブレーシング完了です

こまめにタッピングして音を確認して進めましたが
ブレースが付くたびに確実に音が響くようになってきました

ジャンクモーリスのトップ材と比べると音は若干低め、サスティーンはこちらの方が遙かに良いです

それにしてもこうやってみると複雑ですね、でも綺麗です
ボディーに貼り付けてしまうともう見られないです

続いて、Xブレースの交差部を補強していきます

薄汚くなって使わなくなった木綿のハンカチを再利用、エコです

よけいな部分をカットして借り置き

このままタイトボンドを筆で塗ってしまいましょう
少し水を足してボンドの粘度を緩くした方たやりやすいです
少しですよ、少し

はい、完了

これで手を加える所はもうありません
トップ材のブレース加工に何日かかったことか
なにせクランプしてからの待ち時間が長い

ちゃんとしたジグがあれば早く終わるんですけどね
今度作ります

とりあえずジャンクなモーリスとツーショット

う〜ん、どうなんでしょう

うーん、モーリスの方がのっぺりとしていて華がありませんね

見えないところとはいえ、こういう加工はしっかりしてもらいたいものです
ってか、レギュラーラインのギターでは無理でしょうか???

表のラウンドの具合も確認しておきましょう

まずは先端付近
この部分のブレースはフラットなので当然表もフラットです

ちょうどブリッジ付近です

ここいらにくるとかなりラウンドしています

さらに下の方

かなりラウンドしていますね
まあ、ボディーに貼り付けると少しはフラットになると思うんですけどね
まあ、こんな感じです

さあ、トップ材の加工も終わったのでやり直していたバック材およびサイド材の加工を進めていきます

ちなみに、バック材のブレースは完了して、サイド材に貼り付けた状態
トップ材を貼り付けるためのライニングも終了しております

あとは、サイド材に貼る割れ防止の補強材です
まず図面に紙テープを貼り付け、補強剤の位置をマークします

テープをサイド材の内側に貼り直せば補強剤の位置のトレースアウトが簡単に出来ます
小型の差し金を使ってトップ材に対して垂直な線をトレースしていきます

んで持って、補強材ですね

マホガニーを1mm厚に切り出すの面倒だったので、ウォルナットの突き板を使うことにします、厚さは1mm

すみません、写真取り忘れです

既に付いちゃっています
なんと全部で16本もあります

早々にトップ材とボディーを合体させたいのですが
もう一手間残っています

ボディー内側塗装です、塗装と言ってもシェラックを一塗りするだけです

スチューマック製のシェラックを使ってシェラック液を作りましょう
しかしいつ見ても美しい色合いをしています、虫も分泌液からこんな物を作った人は偉いです

アルコールに溶けやすいように小型のすり鉢で少々砕いておきます

このくらいで良いでしょう

100均のすり鉢なので質が極めて悪いです、なかなか砕けません

あとはアルコールを注いで溶けるのを待ちましょう

使ったアルコールは高級な無水アルコール
エチルアルコール99.5%と純度が極めて高い酒です

アルコールランプ用のアルコールはメチルアルコールが主成分ですね
なんでもエチルアルコールの方が溶けやすいとか・・・・

ちなみに無水アルコールはアルコールランプ用のアルコールより3倍ほどのお値段です

安く買うならば工業用アルコールが良いかもしれません
とにかく溶けるまでしばらく待ちですね

やることが無くなってきたのでブリッジ剤とヘッドストックの付板を準備しましょう

どちらも木蔵さんから購入した島黒檀です
まずはブリッジ材の切り出しから始めます

厚さ7mmに挽き割ります

それにしても堅いです、ゆっくりゆっくり進めます

挽き割り完了

結構時間がかかりました

次は突板のサンディングです

以前は手で削っていたのですが、機械様々です
美しい木目が出てきました

必要サイズに切り出して完了です

D−28のヘッドは嫌いなのでギブソンタイプにしちゃいます

ブリッジ材を切りだした後なのですが
ジャンクモーリスに突いていたブリッジを削ってみるとローズウッドでした

なんか、こっちも良いな・・・・・どうしようかな、再利用しちゃおうかな・・・・

こんな物も作ってしまいました

トップ材を貼り付けてからブリッジをクランプするために使うジグです
こいつがあればCクランプで圧着可能になります

中付近が浮いているように見えますが、これはブリッジの裏側に貼り付けた補強剤の厚さ(3mm)を考慮して作ってあるからです

完璧です

さあ、本日の作業は終了
明日は札幌へ戻る日です、アッという間のGW

家族サービスですか?庭手入れもしたしタイヤも交換してあげたのでOK!!ってことで

ちなみにタイヤ交換したときの妻との会話

私:「タイヤ交換しておいたよ」
妻:「ありがとう」
私:「1本500円なので2000円になりますけど」
妻:「交換したタイヤを元に戻してください」

どうゆうこと?????

 

次回予告

トップ材をボディーに貼り付けます、んでもってネックへと進みます

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