13_05_02
とにかくトップ材を仕上げていきましょう
GW3日分を一挙公開
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木蔵産から購入したスプルースです長さが1mあります ア●チ木材さんのブレース材と比較すると容積が3倍以上、お値段は・・・・内緒です。 |
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とりあえず長さは1mのままご覧のサイズで切り出しました トップ材にブレースには十分すぎるほどあります あっ、ちなみにやり直しのバック材も進めています |
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ブレースの位置をトレースするのにサウンドホールが空いていないと今いち分かり難いのでサンドホール開けから始めます スチューマックのサークルカッタージグ持っているのですが、ドレメル純正サークルカッタージグを使って開けちゃいます |
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まずは1mmほど・・・・・ 徐々に深さを深くして3回ほどで開けます |
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はい、貫通 エッジのサンディングも既に終了しております |
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んじゃ、トップの裏にブレースの位置をトレースしていきましょう まず、センターラインに定規を固定して水平の線は差し金を使ってトレースしていきます |
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次いでXブレースの線をトレースしていきましょう まず、図面にXブレースの線を延長しておきます その他の斜めの線も同じようにしてトレースアウトとしていきます |
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はい、トレースアウト完了 ちょっと見にくいですかね |
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これはどうだ? このラインに合わせてブレース材を貼り付けていきます |
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とりあえず借り置き なんかクールです、んじゃガンガン進めましょう |
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まずはXブレースの組み込みから始めましょう 図面に合わせて交差する部分の線をトレースします |
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概ね半分までノコで切れ目を入れます 組み込んだときにブカブカだと格好悪いので少し狭めにカットします |
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切り込みを入れたならばデザインナイフを使って綺麗に切り出していきます |
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とりあえず半分終了、組み込んでみた感じもぴったりです もう半分同じ要領でやっつけてしまいましょう |
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はい、Xブレースの組み込み部完了です |
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早々に一番上の部分のブレースから貼り付けていきます 幅広で薄いタイプのブレースですね |
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サウンドホールの上(写真では下ですけどね)の部分のブレース2本接着完了です 二本ともランド無しのストレートです |
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さあ、いよいよXブレースの貼り付けです、っと言ってももう少し加工が必要です Xブレースの接着面がラウンドしているのでベルトサンダーを使って削っていきましょう 2本とも同じラウンドなので両面テープで2本張り合わせて同時に削っていきます |
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削っては図面に合わせて確認の繰り返しです |
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やっとこ図面と同じようにランドさせることが出来ました |
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圧着した時にニュルッとずれないように木片を瞬間接着剤で貼り付けてブレースずれないようにしておきます この程度ならば後から簡単にはずせます、ずれ防止には十分です |
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まずは1本圧着 実はブレースを貼り付けるときに使う凹状のジグは持っていません つまり、トップの裏側は少々厚い材を使って押さえます |
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表は凸状にラウンドするので6mm厚のMDF板を使ってラウンドしながら圧着できるように工夫してあります |
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こんな感じです 解りにくいかもしれませんが、MDF板の面が撓んで凸状にラウンドしています 上(裏側)の面は押さえ木が厚いのでフラットです |
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とりあえず屋根からぶら下げて乾燥です トップ材に手が付けられない時間はバック材の作り直しに充当しています、略ですけどね |
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はい、乾燥完了 表のラウンド具合を確認してみましょう この調子で2本目のXブレースも圧着していきましょう |
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はい、この状態でまた乾燥 2時間待ちです |
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さて、写真はモーリスジャンクのXブレース部分です さて、私のやり方だとこの交差している部分の削り込みはかなり厄介なはずです モーリスはどのようになっているのでしょう??? 白い絆創膏みたいな物をはずしてみましょう |
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うーん、やはりか・・・・・ クロスした部分の加工が雑です ここは一つこだわって作り込んでいきましょう |
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2時間経過 Xブレースも張り付きました |
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まずはサウンドホールの上の2本です 幅が狭くて高いブレースからやっつけます、使う鉋はご覧のような鉋です |
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まあ、こんな感じで適当に削っていきます |
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粗方削り終えたならば金属製の豆鉋を使って少しずつRを滑らかに仕上げていきます 最終的にはサンドペーパーを使って仕上げです |
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ペーパーをかける前の写真ですね これだけ丸みを付けられればペーパーかけが楽ですね |
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はい、完了 |
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今度は薄い方です 豆鉋だけでRを付けていきます |
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サンディング完了 さあ、いよいよXブレース部です |
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まあ、基本的には同じ要領で削っていきます 問題はXのジョイント部分の仕上げです |
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とりあえずこんな感じで仕上げてみました 少しチップしているのが残念です |
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さあ、図面を確認してみましょう Xブレースのジョイント部分から左半分です |
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んで持って右半分、今度は凸面加工です とりあえず鑿1本で勝負してみましょう |
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凸面部分はガンガン行けます、鑿の切れ味も手入れしただけあって抜群です |
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美しく削ることが出来ましたOKです |
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どのくらい凸状にラウンドしているかというと、このくらいです 手前より置くのブレースの方が解りやすいかもしれませんね |
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エッジもシャープになっていて削った感があります |
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さて、今度は凹面の端の部分です まあ、この部分もそれほど難しくはありませんね |
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問題はこの部分、上から下、下から上と必ずどちらかが逆目になるので半分ずつやらなければ美しく仕上がりません とにかく慎重に進めましょう |
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なんだかんだ言って、削り終えました 結構時間かかりましたよ、何せ初体験!! ちなみに削り込む前と後ではタッピングした時の音がまるで違います |
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サウンドホールの上のブレースも仕上げます それにしてもかなりごついですね、ほぼ図面とおりです! |
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Xブレースの下の部分にある、少し妙な角度で付いているブレースの加工です こいつも接着面がラウンドしているので図面に合わせて削っていきます |
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図面によると、このブースはXブレースに少しめり込むようになっています 仕上がったXブレースにこのような切り込みを入れます |
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この切り込みに妙な角度で付くブレースが↓↓↓になるわけです |
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まあ、合体ってところでしょうか んじゃ、このブレースも貼り付けていきましょう |
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例によってズレ防止を施します、先端は切り込みにはまるので必要ありませんね |
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本日何回目のクランプ作業でしょうか ちなみに本日は5時起床、6時作業開始でした |
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先端部分も良い感じですね、2時間放置! |
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2時間経過、もう一本もクランプ 既に20時を回っています |
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もう一作業しておきましょう この材は工作からいただいたインチの木工用ドリルセットを固定してあった端材です なんとキルトメイプルです、普通の人なら速攻で捨てていた所ですね |
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採寸してカットしたならば豆鉋でエッジを落とします それにしてもこの豆鉋良くきれます、刃の出具合を調節するのが難しいですが切れ味は抜群、お勧めです 確か、600ゴールドくらいです、たぶんホームセンターにあります |
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んで持って、クランプ!! ふぅ〜、とりあえず今日はこのくらいにしてやるか! |
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オマケです 切り出したブレース材の余りが結構な量なのでケースを作りました この手の材をまとめて置くには良いですよ ちなみに製図ケースでは短くてNGでした |
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もう一発 最近クランプが増えてきたのでクランプ置き場を作りました |
同時進行していたバック材やり直しをダイジェストで
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次回予告
トップのブレース仕上げます