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ブリッジの3D加工です


フレットワイヤーも打ち終わったので
ブリッジの3D加工を進めていきます

まずはブリッジ材の厚さ決めなければなりません
プランでは約11mmなのですが
ここは現物合わせで最も最適な厚さで加工していきます

ごらんのようにネックの延長線上
サドルの位置の高さを計測します

カメラの撮影位置が上からの撮影なので
12mmに見えますが実際は11mmです

12フレット付近で3mmの弦高で設計し
じ後サドルの高さを調整し現行を低くしていく予定です

ブリッジ材の厚さも計測しておきます
約15mm弱ですね

今度はサドルを装着した状態で計測します
21mmってところでしょうか

先ほどネックの延長線上サドルの位置での高さが11mmでしたから
12フレットの弦高+3mm
サドルの弦の溝分+1mm
調整分+1mmの計5mmをプラスして16mmってところです

ってことはブリッジ材を5mm薄くすれば所望のサイズになります

バンドソーに挽き割り値5mmの値にスチールのジグをセットします

はい、挽き割り完了

バンドソーのブレードも新調したので切れ味抜群です
堅い黒檀も難なくカットできます

カットし終わったブリッジにサドルを装着して
現段階の予想弦高を計測しておきましょう

ナットの高さも考慮して計測してみると
12フレットで設計通りの2mm強です

実際に弦を張ってテンションが掛かるとボディーが持ち上がったり
ネックが準反ったりして更に弦高が高くなると思います

そこはサドルの高さを低くして調整していきましょう
とりあえずOKですね

ブリッジの厚さも決まったので
続いては3D加工を進めていきます

まずブリッジの両翼を薄くしていきます
スピンドルサンダーを使って少しずつ薄くしていきます

スピンドルサンダーの回転方向を考慮してセットしないといけません
ジグを左にセットすると材が奥に持っていかれるのでやりにくいです

5回くらいに分けてサンディングしました

まだ厚いですね、もう少し削っていきましょう

それにしても凄い削り屑です

作業服が汚れまくります

さあ、どうでしょう?
両翼の厚さが概ね所望の厚さになるまで削り終わりました

今度はブリッジピンのあたりを斜めに削っていきます

ベルトサンダーの付属、ドラムサンダーで削ります
両翼のとがった部分を削らないように注意しなければなりません

微妙な3D加工した状態が解るでしょうか?

とりあえずラフカットはこれで良いでしょう

小さなサンディングブロック使って平面を出しておきます

今度はブリッジピンの穴にテーパーを付けていきます

どちらのビットが仕上がりが美しいか挽き割った端材を使ってテストします
一目瞭然ですね、右のビットの方が均一に削れているのが解ると思います

右のビットで加工していきましょう

はい、完了です

美しいですね

とりあえずサドルを付けてみました

どうせならブリッジピンも付けてみましょう

これが最終的な仕上がりイメージですね

一応ボディーにも乗せてみましょう

ほぉ〜、良いんじゃないですかぁ?

更に全体像が仕上がりに近くなってきました

満足満足

ブリッジの裏側はフラットなのでボディーにブリッジを乗せると両翼部分に若干隙間があります

ボディーがラウンドしているので当然です
このまま接着することも可能ですがボディーに負担を与えるので
ブリッジの裏側を凹加工しなければなりませんね

こんな物を作ってみました

概ねボディーのラウンドに合わせたサンディングブロックです
若干ラウンドしていますね

こいつにサンドペーパーを貼り付けて
ブリッジの裏側をサンディングすればボディーにフィットするっちゅうわけですね

ブリッジが薄いので両面テープでサンディングブロックに貼り付けて作業しています

さあ、どうでしょう

フィットしました!
これでボディーに負担をかけず自然な感じで圧着することができますね

両翼部分もう少し薄くても良かったかな??

ブリッジ外周のエッジ部分を落としてオイルを塗って完成です

オイルを塗ると一段と黒光りして美しいです
裏は塗ってませんよ

ここまでできてしまうと残すはボディーの塗装です
サンディングシーラーくらいなら塗ってしまえるのですが
ここはじっくりとプランを練りましょう

ってなわけで本日の作業完了
粉だらけの体を風呂で癒し、酒を飲みながらじ後のプランを考えます

次回予告

ブリッジでも加工します

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