15_01_03

新年明けましておめでとうございます
今年の正月は体をいたわって血中アルコール高濃度維持に心がけている次第です
昨年末までの作業を公開いたします


まずは軽くネタです

大晦日は野暮用ができて札幌で年越しするはめになりました
写真は元日帯広に向かう途中、日勝峠の頂上付近の風景です

森林限界で木も少ないです
絶景でした!

一応、初日の出・・・かな

峠の下りを走行しながらの撮影

さすがに元日、すれ違う車の数も少ないです
道路がぬれていて暖かいように見えますが
凍結防止剤をまいているのでこのように道路はべしょべしょです
そして車は塩害に見舞われるのです
車が乾くと真っ白けです

さておき、昨年までの作業です

ネックをボディーに付けてしまうと厄介な作業をすべて終わらせましょう
とりあえずペグの穴を開けてしまいます

ジグを使ってピンバイスでマークします

10mmのツイストを装着して穴を開けていきます

裏まで貫通させないで、いつもの寸止めです

この後裏側から穴を貫通させます

はい、貫通です

結局ペグはGOTOHに変更です

パーロイドのノブに交換したいなぁ〜

さあ、ペグの穴も開けたので
そろそろ合体しても良いでしょう

タイトボンドをたっぷりと塗って
いざ合体!

一応クランプを2つ使って
ラジアル方向と、スラスト方向にクランプしておきます

接合面も隙間が無く良い感じです

カッタウェー側の接続面も問題ないようですね

強いて言うならばヒール部に焦げた後のような物見えますよね
入皮なのか葉節なのか不明ですが削ると出てきました
これはどうにもこうにもなりませんね

この状態でしばらく放置

時間がもったいないのでブリッジを作って行きましょう

使う材は木蔵さんから調達した縞黒炭です
厚さは15mmほどあるでしょうか

図面通りにトレースしていきます

トレースが終わったならば表面がフラットなうちに
サドルをはめ込む溝をドレメルで掘っていきます

はい、掘り終わりです

6mm掘り下げました

使用するサドルは大和マークさんから調達した既製品
漂白した牛骨ですね

はまり具合は全く問題ないようです

マスキングテープを貼ってアウトラインに沿ってカット

ラフカットと行きたいところですが
ブリッジピンの穴を開けていきます

左がエボニーに白蝶貝のドット
右がオールプラスチック製の安物

質感がいまいちわかりませんね

これならどうでしょう?

エボニーといっても若干赤みがかかった感じです
オイル一塗りすればかなり黒くなると思います
今回使用するのは左のエボニー製です

既に穴を開け終わっています

使用した尖端はテーバーの付いた下穴用のツイストです
実は穴を開ける際にサドルの溝にツイストを引っかけてしまいました

テープを二重に貼っている部分です
チップした木屑をなくさないようにテープを貼っています
後からリペアしなければなりませんね

とりあえずバンドソーでラフカット完了です

スピンドルサンダーを駆使してアウトラインを滑らかにしていきます

凸部のアールが大きな部分はベルトサンダーに付属している部分で滑らかにしていきます

さあ、この部分が問題の部分です

引っかけたと言うより穴が開いているような状態です
なんでこんな事になっちまったのか全く理解不能です・・・

さあ、どうしたのもか・・・

とりあえずチップした部分を四角く削って
黒檀を埋めていきましょう、木工用瞬間接着剤を使います

上にはみ出た部分をカットします

接合部分に若干凹が確認できますが
瞬間接着剤に削り粉を混ぜて埋めておきましょう

溝側のはみ出た部分もデザインナイフで削り取ります

さあ、これでどうよ!!

リペアした部分がほとんどわからなくなりました
制作技術とリペア技術が同時にレベルアップしていきます

リペア完了です
ブリッジの3D加工を進めていきたいところなのですが
ブリッジの厚さが決まりません

ネックに指板を付けてフレットを打ってからブリッジの高さを決め
その後に所望の厚さに挽き割り3D加工を進めていきたいと思います

んじゃ指板を圧着しちゃいましょう

トラスロッドの先端部、調整用のナットが付いている部分にふたをして
接着剤の混入を防ぎます

あとはごらんのように圧着
しばらく放置ですね

はい、数時間経過

ごらんのように指板中央付近の延長線上
ブリッジが付く部分の高さを計測しておきます

指板アールを付け、フレットを打った後にも再計測します

定規が厚くて若干隠れていますが
ブリッジ付近で12mm、ほぼ図面通りですね

よしよし

制作途中のブリッジを仮置き

全貌が見えてきましたね
2作目のアコギにしては良く出来てきていると思いますよ

完成が楽しみです♪

指板も付いたのでネック裏のアールを仕上げていきます

指板が付いていると思い切ってサンディング出来ます
裏側からのアールは思いの外指板の厚さ部分にかかるんですよねぇ

 

使用するのは日本が世界に誇るSHINTOのノコヤスリ

先日「世界に誇るメイド・イン・ジャパン」で紹介されていましたね
すばらしい道具です

ノコヤスリで粗方アールを整えたならサンディングブロックを使って
更に滑らかにしていきます

アールの具合は自分の好みで決めています!

ヒール部、概ね完成

ヘッド付け根も概ね完成

どちらも悩ましいカーブラインです

今度は指板にアールを付けていきます

一応ボディーにマスキングを施しておきます

指板の両サイドをカンナで軽く削っておきます

フラットな状態からサンディングすると
時間がかかるのでエッジ部分を削っておこうっちゅう訳です

使用するブロックはいつもの16インチRのブロックです

それではゴリゴリ削って行きましょう!

 

エッジ部をカンナで削ったのが効いています

早い!

これは作業速度がかなり速いですよ!
今度からこの方法でやることにします

それにしてもこの削り粉、捨てるのがもったいないなぁ〜

なんやかんや言って指板のアール加工終了です

スケールを使って直線の具合も確認しましたが
問題ありません

#120→#180→#240→#320→#400の順でサンディングしました

一応オイルを一塗りしておきましょう

特に理由は無いのですが
仕上がりイメージを確認したいだけですかね

うーーーーん
なんと品のある艶でしょう!

ここまでが冬休みの作業すべてです
明日は札幌へ帰らなければなりませんので工房を掃除して
次の作業に備えたいと思います

最後に・・・

これはブリッジを造った際に出た黒檀の端材です
黒檀の比重は1.2らしいです
ってことは水に沈むはずです
でも、本当かぁっ?

やってみましょう
さあああああ、水の中で黒檀の端材をはなすとどうなるでしょう!

答えは次回ってことで

次回予告

フレット打ちですね

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